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JIS Q 9100:2016規格要求事項

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 ISOコンサルタント:トップJIS Q 9100認証取得支援 > JIS Q 9100:2016 規格要求事項

 JIS Q 9100:2016 規格要求事項

JIS Q 9100:2016年度版のイメージJIS Q 9100はISO9001の影響を受け大きく改訂される

 JIS Q 9100の基になるIAQG 9100原案は、ISO 9001要求事項の全てと、IAQG戦略に基づく航空宇宙防衛(ASD)産業特有の追加要求事項で構成されています。 IAQG戦略として、例えばOTOQD: On-Time On-Quality Deliveryが挙げられており、製品品質の適合(On-Quality)に加えて、納期どおりの引渡しに関するパフォーマンス(On-Time Delivery Performance)が重要視されます。航空宇宙防衛産業の一員、若しくは参入を目指して、JIS Q 9100によりAQMSを構築・運営している組織は、AQMSの改善と共に、提供する製品の安全性・信頼性確保の鍵となるのが、ASD産業全体の活動戦略に準拠し、整合させる事が重要です。 JIS Q 9100:2016は、ISO 9001の全ての箇条に、航空宇宙防衛産業固有の7つの箇条が追加されています。 JIS Q 9100の認証支援、コンサルティングは是非、スリープロサポートへお任せください。

JIS Q 9100:2016規格要求事項

 JIS Q 9100:2016では、組織のトップマネジメントに対する要求事項(5.1.2顧客重視)、並びに顧客満足の監視測定に対する要求事項(9.1.2顧客満足)が旧版より追加されOTOQDが色濃く反映されるなど、随所にIAQGの活動戦略が反映されており、意図した結果(Performance)が求められるAQMS規格となっております。また、 JIS Q 9100:2016は、ISO 9001の全ての箇条に、航空宇宙防衛産業(9100)固有の7つの箇条(緑字参照)が追加されて構成されています。(※(青字)固有の要求事項の例)


 4 組織の状況

  4.1 組織及びその状況の理解

  4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解

  4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定

  4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス

※ 顧客・法規制上QMS要求事項を扱う、要品質マニュアル策定

 5 リーダーシップ

  5.1 リーダーシップ及びコミットメント

   5.1.1 一般

   5.1.2 顧客重視

※ OTOQDの測定と未達時の適切な処置

  5.2 方針

   5.2.1 品質方針の確立

   5.2.2 品質方針の伝達

  5.3 組織の役割、責任及び権限

※ 管理層から管理責任者を任命

 6 計画

  6.1 リスク及び機会への取組み

  6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定

  6.3 変更の計画

 7 支援

  7.1 支援

   7.1.1 一般

   7.1.2 人々

   7.1.3 インフラストラクチャ

   7.1.4 プロセスの運用に関する環境

   7.1.5 監視及び測定のための資源

    7.1.5.1 一般

    7.1.5.2 測定のトレーサビリティ

※ 要校正測定器回収プロセス、測定器登録の維持、校正環境条件

   7.1.6 組織の知識

  7.2 力量

  7.3 認識

※ 製品安全への貢献、倫理的行動の重要性

  7.4 コミュニケーション

  7.5 文書化した情報

   7.5.1 一般

   7.5.2 作成及び更新

   7.5.3 文書化した情報の管理

※ 廃止文書の管理、電子データ保護プロセス

 8 運用の計画管理

  8.1 運用の計画及び管理

※ キー特性(KC)を含むクリティカルアイテム(CI)、プロジェクトマネジメント、作業移管、他多数

   8.1.1 運用リスクマネジメント

   8.1.2 形態管理(コンフィギュレーションマネジメント)

   8.1.3 製品安全

   8.1.4 模倣品の防止

  8.2 製品及びサービスに関する要求事項

   8.2.1 顧客とのコミュニケーション

   8.2.2 製品及びサービスに関する要求事項の明確化

※ 特別要求事項(SR)、運用リスク(新技術、製造/生産能力、短納期)

   8.2.3 製品及びサービスに関する要求事項のレビュー

※ 部門横断レビュー、満たされない要求部分は顧客と交渉

   8.2.4 製品及びサービスに関する要求事項の変更

  8.3 製品及びサービスの設計・開発

   8.3.1 一般

   8.3.2 設計・開発の計画

※ 設計活動の分割(WBS)、製造・検証・試験・保守能力を考慮

   8.3.3 設計・開発へのインプット

※ 旧式化・枯渇から起こり得る結果

   8.3.4 設計・開発の管理

※ 部門横断レビュー、次段階への移行承認、検証・妥当性確認試験

   8.3.5 設計・開発からのアウトプット

※ KCを含むCIの処置、リリース前承認、識別・後工程に必要なデータ

   8.3.6 設計・開発の変更

※ 顧客通知プロセス、変更は形態管理要求事項に準拠

  8.4 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理

   8.4.1 一般

※ 外部提供者及び提供製品運用リスクの特定・管理、サプライチェーン管理、 外部提供者登録(承認状態・承認範囲)の維持、OTOQDを含む、外部提供者のパフォーマンス定期的レビュー

   8.4.2 管理の方式と程度

※ リスクに基づく検証活動、検証活動移譲事項の登録、 試験報告書のデータ評価及び妥当性確認プロセス

   8.4.3 外部提供者に対する情報

※SR・KC・CI、QMS要求事項、施設立入権・情報閲覧権の留保、 試験報告書(ミルシート)のデータ評価及び妥当性確認プロセス

  8.5 製造及びサービス提供

   8.5.1 製造及びサービス提供の管理

KCCIの管理・監視、ばらつき管理、異物の混入防止・検出・除去、 ユーティリティ及び供給物の管理

    8.5.1.1 設備,治工具及びソフトウェアプログラムの管理

    8.5.1.2 特殊工程の妥当性確認及び管理

    8.5.1.3 製造工程の検証

   8.5.2 識別及びトレーサビリティ

※ 実形態と要求形態の違い識別、合格表示媒体の管理

   8.5.3 顧客又は外部提供者の所有物

   8.5.4 保存

※ 仕様書・適用法令規制要求事項に従った保存

   8.5.5 引渡し後の活動

※ 運用データ収集・分析、製品使用等技術文書、組織の施設外での作業管理、製品・カスタマーサポート、引渡し後の問題の適切な処置

   8.5.6 変更の管理

※ 変更承認権限者の識別

  8.6 製品及びサービスのリリース

※ 製品認定の実証、出荷時の製品添付文書

  8.7 不適合なアウトプットの管理

※ 不適合管理プロセスの手順化(含む封じ込め処置)、特別採用の処置条件、廃棄製品の管理、模倣品(含む疑い)の再混入防止

 9 パフォーマンス評価

  9.1 監視、測定、分析及び評価

   9.1.1 一般

   9.1.2 顧客満足

※ 顧客満足評価情報(OTOQDパフォーマンス、苦情、是正処置要求)、特定された課題に対する顧客満足改善計画、実施、有効性の評価

   9.1.3 分析及び評価

  9.2 内部監査

※ 顧客及び適用法令・規制上のQMS要求事項、パフォーマンス指標の評価

  9.3 マネジメントレビュー

   9.3.1 一般

   9.3.2 マネジメントレビューへのインプット

※ OTOQDのパフォーマンス

   9.3.3 マネジメントレビューからのアウトプット

※ 特定されたリスク

 10 改善

  10.1 一般

  10.2 不適合及び是正処置

※ 人的要因(human factors)に関する原因の明確化、外部提供者への是正展開、特別な処置、不適合及び是正処置管理プロセスの手順化

  10.3 継続的改善

※ 継続的改善の一環としての改善活動の実施状況の監視、その結果の有効性の評価


JIS Q 9100のワンポイントアドバイス
 

 JIS Q 9100:2016をベースとした AQMSの効果的なQMSの構築、実施、維持及び継続的改善には、IAQG 戦略に基づく、9100固有の追加要求事項の意図を確実に理解することが極めて重要です。 加えて、ISO 9001本来の要求事項も、IAQG戦略に対応して、その要求事項の意図のより一層の理解が必要です。 例えば箇条4.4は、プロセスアプローチの採用に不可欠と考えられる要求事項ですが、IAQGでは、9100認証審査を通じて、組織QMSのプロセスアプローチの円滑な実施と評価を支持するとしています。 〔SJAC 9101G* 0.2 審査アプローチから引用〕 * SJAC 9101G「航空宇宙工業規格 航空、宇宙及び防衛分野QMSの審査実施に対する要求事項」 従ってJIS Q 9100認証審査では、組織が特定した全ての運用プロセス(箇条8、例えば製造プロセス)に対して、そのパフォーマンスと有効性を評価して、プロセス有効性評価書(PEAR:Process Effectiveness Assessment Report)を作成します。 このため、組織はプロセスアプローチの意味をより一層理解してAQMS構築に反映するとともに、自身が特定した運用プロセスのパフォーマンスと有効性を評価できる仕組みを構築する必要があります。

JIS Q 9100:2016出追加された用語

 JIS Q 9100:2016では旧版であるJIS Q 9100:2006から5つの用語が新たに追加されています。

 3 用語及び定義
  3.1 模倣品(counterfeit part)
  3.2 クリティカルアイテム(critical items)
  3.3 キー特性(key characteristic)
  3.4 製品安全(product safety)
  3.5 特別要求事項(special requirements)

 3.1 模倣品(counterfeit part)
 模倣品とは、正規製造業者または承認された製造 業者の純正品として故意に偽った無許可のものとい うことで、一言でいえばニセモノやコピー品の事です。この様に模倣品がサ プライチェーンに入ってくることを防止するために、JIS Q 9100ではその他の要求事項でも厳しく管理しています。(8.1.4(模倣品の防止)7.1.6(組織の知識)、7.2(力量)、7.3(認 識)、8.1(運用の計画及び管理)、8.3.3(設 計・開発へのインプット)、8.4.2(管理の方式及び 程度)、8.4.3(外部提供者に対する情報)、 8.5.5(引渡し後の活動)、8.7(不適合なアウトプッ トの管理))

 3.2 クリティカルアイテム(critical items)
 クリティカルアイテムとは、安全性、性能、形状、取 付け、機能、製造性、耐用年数などを含めた製品、及び サービスの提供及び使用に重大な影響を与えるアイ テムであり、適切なマネジメントを確実にするため、特定の処置が必要なアイテム、と定義されています。 JIS Q 9100では、その他にもクリティカルアイテムに関する要求事項が存在します。(8.1 (運用の計画及び管理)、8.1.3(製品安全)、8.3.5(設計・開発からのアウトプット)、8.4.2(管 理の方式及び程度)、8.4.3(外部提供者に対す る情報)、8.5.1(製造及びサービス提供の管理) )

 3.3 キー特性(key characteristic)
 キー特性とは、そのばらつきが、製品の取付け、形状、機能、性能、耐用年数又は製造性に重大な影響 を与え、ばらつきを管理するために特定の処置が必要な属性又は特性の事です。 例えば、顧客において重要な部品であれば、寸法について許容値(交差範囲)を設け、その交差はなるべく中央値に近いものを求めてきます。要するに、この許容値を管理する為に工程能力指数を高め、バラツキの要因を調査・対策し安定した数値を確保してください、という要求です。 JIS Q 9100では、その他にもキー特性に関する要求事項に関する要求事項が存在します。(8.1(運用の計 画及び管理)、8.3.5(設計・開発からのアウトプッ ト)、8.4.3(外部提供者に対する情報)、8.5.1 (製造及びサービス提供の管理))

 3.4 製品安全(product safety)
 製品安全とは、製品が人々への危害、又は財産への損害に至る許容できないリスクをもたらすことなく、設計、又は意図した目的を満たすことができる状態を示す事です。運航安全に直結する項目となり、JIS Q 9100では、その他にも製品安全に関する要求事項が存在します。(7.3(認 識)、8.1.3(製品安 全)、8.4.3(外部提 供者に対する情報)))

 3.5 特別要求事項(special requirements)
 特別要求事項とは、顧客(組織)によって識別された、又は明確化された要求事項であり、満たされないという高いリスクを伴うため、運用リスクマネジメントプロセスの対象としなければならない要求事項です。JIS Q 9100では、その他にも特別要求事項が存在します。(8.2.2 (製品及びサービスに関する要求事項の明確化)、 8.4.3(外部提供者に対する情報))

【クリティカルアイティムと特別要求、キー特性の関係】


JIS Q 9100のキー特性


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